酒飲みは濃い味が好きだ。

この場合の『酒』というのは、断じてカクテルやチューハイやフルーツワインではない。梅酒でもない。日本酒や焼酎、ビール、ウイスキー、ワインなどの辛口のお酒だ。

こうした辛口のお酒を好むのは、総じて心底お酒を愛する真剣な酒飲みである。

付き合いの酒?冗談ではない。

洒落たカクテル?ちゃんちゃらおかしい。

酌?そんなもの不要!

今真剣に酒と対話してるんだ、ほっといてくれ!

これが真の酒飲みである。いや、全ての酒飲みを調査したわけではないのだが、多分そうである。



酒飲みには流儀がある。どんなお酒を選ぶか。いつ飲むか。誰と飲むか。何と飲むか。あるいは純粋にお酒だけを味わうのか。このこだわりは個人個人で千差万別で、これが正解ということはない。

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そして何かとお酒を合わせる場合、良く好まれるのが濃い味のものなのだ。

烏賊の塩辛然り、牛肉の佃煮然り、肉じゃが然り、味噌おでん然り、味の濃いものは良くお酒に合う。味の強さをアルコールが流すからだと思う。しかし相性が良すぎると、素敵な伴→酒→素敵な伴→酒…という無限ループに陥ってお酒を過ごしかねないので、注意が必要だ。

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ところで牛タン焼きと言えば塩味が定番だが、最近はタレや味噌で食べさせるところもあるらしい。何味が好きかは個人の自由だが、普段は特に塩分を過少摂取しているふうでもないのに、

「牛タン焼きは濃い味が好きで…」

という人がいたら、恐らく酒飲みだと思って間違いないだろう。